しゃるるの日記

2018年に亡くなった父の話、アルツハイマーの母との生活なんかを書いてみる。なんか気になったことなんかも。

聖火ランナー

こんにちは

 

今ニュースの中で特集されていたこと。

 

54年前の東京オリンピックの開会式で、ランナーが聖火を持ってスタジアムに入ってきたそのときに、入場行進が終わった外国人選手たちが聖火ランナーを近くで見ようとランナーに近寄って行った、というハプニングがあったと伝えていた。

ランナーが進む道を塞ぐ様に沢山の選手がどどどっと駆け寄る映像が残っている。

 

まぁ、外国人選手らしいよな、見たいものは見たい!列なんかどうだって良い!ってな考えなんだろうなと思って私は見ていた。

そう思うの同時に、別にたいしたハプニングじゃないじゃないか、外国人選手なんていつも並ばないじゃないか、なんて思っていた。

 

冷静に見ていたのだが、ニュースはその先、徹底取材を試みる。

なんと当時東京オリンピック開会式に参加していた元選手を取材するために、遠くアルゼンチンにまで飛び、当人に取材をしたのだ。

 

私はちょっと軽く、「そこまでやるかぁ?」と呆れながら見ていたのだが・・・

 

その元選手が語るには、東京で開会式に臨む際に、今回の聖火ランナーは広島原爆の1時間半後に広島で生まれたいわば「希望の子」なのだと知って、なんとすばらしいことか!と興奮したという。

「大変な苦難の中生まれ育った人が聖火ランナーとして走るということにものすごく感動し、思わず駆け寄った」というような話をしていた。

 

え・・・・??

いやいや、私は本当にびっくりした。

まさかこんな感動的な話になるとは思わなかった。

アルゼンチンにまで取材で行くとはさすがNHKだね、お金持ちだねぇ、とからかっていのだが・・・

 

世界はちゃんと日本を見てくれていたんだなぁと思った。

 

取材班は当時の外国人選手2人にインタビューしていたが、2人はほぼ同じことを言っており、とにかく感動したという。

きっと世界の人々がみな同じような気持ちで聖火ランナーを見てくれていたのだろう。インタビューは2人だけだったが、聖火ランナーに駆け寄っていった選手が沢山いた(映像では沢山の選手が駆け寄ってる)のがその証拠じゃないかと思う。

 

元選手がそのときに夢中で聖火ランナーを撮ったという写真は今でも大切にアルバムに挟んであって、それを見たとき、私だけかもしれないけど、とてもうれしい、豊かな気持ちになった。

 

残念ながら、聖火ランナーだった当時の高校生は4年前に他界されたのだが、その方が「あの時は怖かった」と当時の思い出を話していたそうである。

しかし、駆け寄った選手は悪気などひとつもなく、むしろ応援したい気持ちであなたのことを見ていたんだよ、と、

今、私は本人に伝えたくてたまらない。