しゃるるの日記

2018年に亡くなった父の話、アルツハイマーの母との生活なんかを書いてみる。なんか気になったことなんかも。

写真

こんにちは

 

少し前、たんすの引き出しからネガが出てきた。

 

ネガフィルム。

デジカメが主流になる前、そうねぇ、20年ぐらい前までは写真といえばフィルム写真を指していた。

カメラにフィルムをはめ込み、カシャリとシャッターを押し、フィルムを使い切ったらカメラから取り出して現像に出していた。

 

 

見つけたネガには3枚写真が写っていて、透かして見てみたらどれも家族の写真だった。

家族5人で写っている。誰かがシャッターを押してくれたんだろう。

1枚は4人しか写っていない。たぶん父がシャッターを押したんだろうな。

 

いつか現像に出そう、出そうと思いつつ、やっと今日出してきた。

今時現像なんて誰もしないし、その都度店頭で現像なんかしていないんだろうから、手元に届くまで1週間ぐらい掛かるかな、

 

と思っていたらまさかの15分だった。

 

 

写真を受け取り、長いすに腰掛けて写真を見る。

たぶん40年ぐらい前の家族写真。

誰かの結婚式か何かの時の写真みたい。家族全員が着飾っている。

確か私こんな服持っていたな。特別なときに着る、おしゃれ着だったやつだ。

でもいつどこで撮ったのか全く分からない。

母は覚えていないだろうな、父は亡くなったしな。

ま、父が存命だとしても笑いながら「知らん!」って言われるだけだろうな。

 

 

写真はいい。

こうやってすっかり忘れられていても、見つけて現像すれば綺麗によみがえる。

思い出が増えていく。

フィルム写真だろうとデジカメだろうと、写真は撮っておくに越したことはない。

 

いつか自分を驚かせるツールになるかもしれない。

今回が正にそうなった。

これを撮った40年前、まさか40年後に驚くことになるとは想像もしない。

 

 

どこにでもいた、普通の家族の、何てことない3枚の写真。

よく考えてみたら、家族全員が一緒に1枚に納まっているって珍しいかもな。

父が亡くなった今となっては撮りたくても撮れない家族写真。

大切にしておこう。